ケイパビリティ

ⅰDeCo+はじめました。

スタッフと組織・企業の調和

年金制度の限界が騒がれ『人生100年時代』に向け、老後が不安で不安でというスタッフからの声に心を動かされ、レオンアーツでは今年から業界経験年数5年を経過した(6年目の)スタッフを対象にイデコプラスの導入をはじめました。

そもそもイデコプラスとは?

「iDeCo+」(イデコプラス・中小事業主掛金納付制度)は、企業年金を実施していない中小企業(従業員300人以下に限る)の事業主が、iDeCoに加入している従業員の掛金に上乗せして、掛金を拠出できる制度です。

執筆者

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Digital STAFF M

生息地:ブランディング本部

マイブーム:若い世代の言葉を覚えること

メリットとしては

デメリットは

ⅰDeCo+導入に至る思い

世の中には、雇用契約書や採用サイトに『退職金制度あり』となっているにもかかわらず、就業規則を見ると「別途、退職金規定に記載」等となっており肝心の退職金規定が存在しないケースや、退職金用にと入社後数年目に民間の保険に加入するが、従業員が定年退職以外で退職する際、退職金が支払われるのを見たことがない実態は経営者の運用任せという企業が存在します。こういう企業は本来社会から淘汰されるべきですが、実際はこっそり生息しています。

就職活動する人たちへ

就職活動で企業選定する際、同じ頑張るなら少しでも労働環境・福利厚生の良い会社で働きたいという方がほとんどでしょう。労働条件や給与規程、退職金制度など採用の過程で聞きにくい事だと思いがちですが、後悔しないようにどういう制度設計がされているか確認しましょう。胸を張って説明できる制度を持っている企業であれば、長所としてアピールするものですし、説明が曖昧だったり細かく説明しないような企業は少し考えた方がいいでしょう。

不祥事を起こしたり、極めて自分勝手な都合で退職する従業員がいるのも事実で、そういう人に退職金を払いたくないという方針を持っている経営者の気持ちは十分に理解できるので、そういう企業(経営者)であれば、入社前にどういうケースなら退職金が支給されるのか具体的にオープンにし、「ウチは定年退職以外の自己都合退職では退職金を支給しません」まで言いきり、両者が十分理解した上で雇用するのが本来あるべきフェアな企業のあり方です。

20年会社に勤め、十分に貢献した実績を残し、キャリアアップのためやむなく退職するようなケースでも自己都合による退職なら退職金はもらえないなんてことが起きて、後悔するのは結局自分になるのです。

どういう企業なら安心なのか

大企業は勿論、中小企業でもフェアで素晴らしい制度を設けている企業も多くあります。

●共済型:中小企業退職金共済など

●企業年金型:JJKやiDeCo+など
こういう制度は各機関と本人の加入になる(会社が間に入らない)
ため透明性に長け、フェアな運用を行っている企業で安心できます。

自社準備型:法人保険など

直接従業員に入金されるものが少なく大抵は一度会社に入金されるため、支給されるかどうかは経営者の運用に左右されるため企業選定は十分に注意した方がいいでしょう。

話を戻して

スタッフに対してフェアなスタンスを取れない企業は当然、スタッフからも信頼されませんし、お客様も同じ感情を抱くものと信じている私たち。

レオンアーツでは数年共に働けばどんな理由で退職しても退職金は払うべき!

(世間では当たり前のことですが)あえて大声で。

というフェアな精神の人たちが吟味して導入を決定したのがこのイデコプラスになります。

フェアな制度がケミストリーを向上させる

レオンアーツ ✖ 福利厚生

レオン流イデコプラス

通常は自社に入社後n年目からというのが多いそうですが、レオンアーツでは入社年数ではなく業界経験年次で事業主掛金(会社負担額)を決定しています。新入社員であれば入社年数=業界経験年次となりますが、同業他社からの中途入社の方は業界経験年数が適用されます。

イデコプラスに加入する条件は、業界経験年数6年以上で本人がイデコプラスに入りたいと求めるだけ!

下記のテーブルにあわせて個人負担額に事業主掛金が補填されます。

業界経験年次

グレード

事業主掛金

1~5年

エントリー

無し

6~15年

ミドル

5,000円/月

16~25年

ハイ

10,000円/月

26~35年

スーパーハイ

15,000円/月

36

プロフェッショナル

18,000円/月

個人負担額:1000円から5000円の間で本人が決定。

※個人負担額は金額が多い方が所得税控除の恩恵を多く受けられます。

例)

業界年数16年目

本人負担:5,000円

毎月15,000円がiDECo口座へ振り込まれる

(内訳:本人負担5,000円+会社負担10,000

このように企業が、どのような境遇の従業員に対してもフェアな立ち位置で制度設計を行う文化がレオンアーツには存在します。

この精神が、スタッフのヤル気と組織のアウトプットを高めるべく、他人や組織内の部門、組織全体と調整を図り、調和している度合い=ケミストリーを向上させています。

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